「社会的養護ー家族と離れて暮らさざるを得ない子どもの育ち」について学びました―第19回親子ぐるみ勉強会

講師の川染智子さんは埼玉県社会福祉士会に所属し、児童養護施設、高齢者福祉施設などを経て、独立型社会福祉士事務所を開業。さらには、成年後見人、未成年後見人、児童養護施設のアフターケアー事業、大学講師とまさに社会福祉のマルチプレーヤーとして活躍されています。この春からは、児童養護施設等を運営する社会福祉法人で、今秋開設される乳児院の施設長として開設準備に忙しい日々を送っていらっしゃいます。

勉強会では、まず厚生労働省による「児童養護施設入所児童等調査結果」から、具体的な数字をもとに社会的養護の現状についてお話しくださいました。「新しい社会的養育ビジョン」についても解説くださり、施設から里親へ、特別養子縁組の年齢引き上げなどの流れを福祉現場の視点からお話しくださいました。

児童養護施設で暮し、里親に引き取られるものの上手く行かずにまた児童養護施設へと繰り返す子どもや「棄児」と呼ばれる子どもは、ふだん私たちが出会うことのない存在です。そんな子どもたちが、自らの生い立ちを整理するために、川染さん自身が彼ら/彼女らのライフヒストリーを探す旅に同行されたお話は、胸を打つものがありました。

生まれ落ちたときから重い課題を背負った子どもたちのために、新しい乳児院での活躍が期待されます。開設準備でお忙し中勉強会講師をお引き受け下さった川染さんに感謝申し上げます。(T)

 

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